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2016.11.13

PK22&PK25。

みなさま、こんにちは。

 

今日は今話題のPKシリーズをご紹介します。

今月のCasa BRUTUSでも特集が組まれていた、デンマークのデザイナー、ポール・ケアホルムのシリーズです。

当店で展示があるのが写真左のPK22と写真右のPK25です。

今年PK22が60周年を迎え、改めて注目されています。

60年前のデザインとは思えないミニマルで美しい家具は「20世紀で最も詩的な家具のひとつ」と言われています。

 

 

 

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美しくないですか?

ミースのバルセロナチェアやバウハウス等にも影響を受けていた話は有名ですが、そのあたりの話は置いといて僕が良いなと思ったのはフォルムやスペックや歴史とは別の所。

 

昨年、フリッツ・ハンセン社のデンマーク研修に行かせて頂いた時に聞いた話。

下の写真は本社の中の展示スペースですがPKのブースはケアホルムの自邸の周りの環境を再現した作りになっています。

そう、この自然の景色を大事にしていたからこそ、視界を遮らない低い設計の家具が生まれました。

一見、自然とは無縁のシャープなフォルム、無機質に感じる素材感。

それが生まれた背景には大自然の景色が広がっていたのです。

 

また、誌面でも紹介されているCEOのヤコブさんのエピソード。

学生の時にローンでPK22を買い、海外赴任にも同行。

今でも大事に使われている、その話をご本人から伺ったとき、心が動きました。。

あぁ、お気に入りの家具って家族と一緒なんだなと・・・。

一生のパートナーとなる家具と一緒にいる生活って幸せだなと。。

 

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大自然の景色を大事にすることで生まれた、このミニマルなチェア。

大きい買い物ですが、一生のパートナーとしては申し分ないと思います。

百聞は一見にしかず。

 

是非、座り心地、現物の美しさを体感してください。

ご来店、お待ちしております。

では。

REAL Style HOME Ito

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