COLUMN

COLUMN

2016.2.14

LouisPoulsen「patera」と数学。

みなさま、こんにちは。

金沢店に続き名古屋東店でも展示を開始しているルイスポールセンの新作「パテラ」をご紹介します。

(ELLE DECORにも紹介されています。)

デザインは自然界からのインスピレーションを大切にする精鋭デザイナー、オイヴィン・スラート。

ひまわりや巻貝の螺旋のような、自然界に存在するフィボナッチ数列にインスピレーションを得た、美しくも複雑なパターンでデザインされています。

DSC06609+

DSC06604+

 

そう、フィボナッチ数列。

0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377・・・と続く数列ですが、以前数学の魅力に取りつかれていた自分はすぐに反応してしまいました。。。

 

形自体はシンプルな球体、そこに自然界にあるパターンをもとにした構造により、不思議と暖かみが感じられます。

実際見て頂くと分かるのですが微妙な不安定さ、誤解を恐れずいうなら不完全さや危うさみたいなものが伝わってきます。

デザイナー本人の言葉では「揺らぎ」と表現されています。人が飽きずに見てしまう炎のような予測不可能な感じ。

実はこのパターン、右回りのセルと左回りのセルの枚数が倍違います。

軸がずれていると感じる方もいるこのパターンこそが、自然界に多く見られるフィボナッチ数列をインスピレーションにデザインされた照明の魅力です。

 

是非店頭でこの「揺らぎ」を感じてみてください。

では。

 

REAL Style HOME Ito

 

 

INFORMATION