10月31日、11月1日の2日間、心斎橋「イマジンアンドデザイン」にて新作展示会「REAL Style Autumn Exhibition in OSAKA」を開催しました。リアルスタイルが手がけるこの展示会は、大阪では初めての開催ということもあり、多くの方々にご来場をいただき、華やかなイベントとなりました。

今回の展示会へご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様へ心より感謝いたします。

 

 

今回の展示会の特徴は、商品の展示に留まらず、リアルスタイルの世界観を体感できる場とするために、会場のコンセプトに掲げた “Passion ＆ Comfort”に沿った配置とディスプレイで空間全体をゾーニングし、インドアとアウトドア、シックとカラフル、モダンとトラディショナルなど、異なる要素が一つの空間で調和した会場を作り上げました。

さらに今回は、“そら植物園”の協力を得て、植物をふんだんに取り入れる事で、ナチュラルな要素が空間に溶け込み、会場に心地良さを与えつつ、個性的な植物達がディスプレイのスパイスとなりました。

 

この展示会のメイン商品として注目を集めたのが、コシノジュンコ氏デザインの新作「JK Thin Chair」の発表です。

洗練されたフォルムと機能性が融合したこのチェアは、まさに現代のライフスタイルに寄り添うアイテム。

シンプルでありながらも、しっかりと存在感を放ち、空間に彩りを添える「スパイス」として多くの来場者の関心を引きました。

12mmのアイアン製フレームが作るシャープなラインからは想像出来ない柔らかな座り心地です。

 

JK Thin Chair

 

JUNKO KOSHINO CASAシリーズの1/2テーブル、バンブーフラワーベースと合わせた展示の背景にショーの映像を投影する事で一際目を引く展示となりました。

 

 

また、新作ソファ「RURI sofa」も初お披露目でした。

モジュール化されたサイズ構成が特徴で、住宅からパブリックスペースまでの大編成まで対応できるソファコレクションです。

そして細身のステンレス材で組まれたベースは浮いているような軽やかさとモダンな印象を与えます。

 

RURI sofa

 

リアルスタイルの定番シリーズの他、スペインからの輸入ブランド「GAN」「KOMFORTA」「MOWEE」も展示され、それぞれが持つ独自の魅力が再確認されました。

 

デザインラグ「GAN」

 

ハンモックチェア「KOMFORTA」

 

アウトドアファニチャー「MOWEE」

 

会場にはスペイン陶器のPOTT PROJECTやドイツのカッティングガラスを用いた花器もカラフルに取り揃え、季節感のあるディスプレイとなりました。

 

スペイン陶器「POTT PROJECT」、ドイツのカッティングガラス花器「GUAXS」

 

リアルスタイルが今回の展示で強く伝えたメッセージは、「ナチュラル、シックな美しさの中にも、彩りを添えることで空間に生き生きとした表情が生まれる」ということ。

シンプルさが好まれる日本のインテリアシーンですが、そこにほんの少しの「スパイス」を加えることで、個性や温かみが一層引き立つということを感じさせられる展示会を目指しました。

大阪での初めての新作展示会は、リアルスタイルの世界観を伝えたのみならず、日本のインテリアデザインが持つ底力を発信する事が出来たと考えております。

 

そして、リアルスタイルは次の舞台としてミラノへ向かいます。

デザイナーの川上元美氏をはじめ、日本が誇る物作りの精神を携えて、世界のデザインの中心地であるミラノで新たな挑戦をします。

次回は2025年4月ミラノデザインウィークでお会いしましょう。