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2021.10.5

テーブルからつくるダイニング空間【金沢店】

 

 

 

 

皆さまいつもありがとうございます。
本日は、テーブルからつくるダイニング空間についてお話します。

 

ダイニングの家具を選ぶ際、チェアから選び始める方も多いと思います。
チェアは形だけでなく、素材や色など種類が多く、選ぶのが楽しい反面、選択肢が多く選ぶのが難しいこともあります。

 

ダイニング空間をつくる上で、何から選ぶのが正解ということはありませんが、一つの選択肢として、

テーブル選びからすることも暮らしをイメージしやすくおすすめしています。

 

コロナウイルスによる影響で在宅ワークの増加や外出を控えて自宅で過ごす時間が増え、
食事以外の様々なシーンでダイニングを活用する機会が増えました。

 

 

 

デザインはもちろんですが、今後の使い方も含めてご紹介させていただきます。
ダイニングテーブルを選ぶ際、「かたち」「大きさ」「全体の予算」を意識していただくことで
皆さまがよりお望みのものと出会えっていただけると思っております。

 

 

 

<ダイニングテーブルのかたち>

 

 

・角型テーブル

 

一番定番のかたちである長方形や正方形のテーブルです。

壁付けや、キッチンの横付けなど、空間を無駄なく有効活用できます。

動線や窓枠とのバランスなど、ご自宅の設計に合わせて最適なサイズを選んでいきます。

天板の形状や脚の形状で雰囲気だけでなく使い方が変わるため、動線のとり方や暮らし方によって選んでいきます。

 

 

 

・円形テーブル

 

 

円形テーブルも定番の一つです。空間に柔らかな雰囲気が生まれます。

チェアを自由に配置できるため、状況に応じて使い方を変えられる特徴があります。

角型に対して大きく空間を消費するわけではありませんが、

設計の段階で動線や見え方などを考えることでより空間を有効活用できます。

 

 

 

・伸長式テーブル

 

 

広く使いたい場合や人数の増減に合わせて天板のサイズを広げて対応できます。
スペースが限られている場合や来客が多い方などにも向いています。
気分に応じてサイズを変えるといった使い方もできるのが特徴です。

 

 

 

・楕円形テーブル

 

 

あまり主流ではないため難しいイメージがありますが、使いやすい形状です。
空間に柔らかさが生まれ、動線がとりやすく、角がないため色んな使い方ができます。

 

 

 

<ダイニングテーブルの大きさ>

 

・4人掛け

最も多いのが、4人掛けのダイニングテーブルです。

 

一般的に、角型テーブルの場合、チェア4脚に対してテーブルの幅が120cmから4人掛けとされています。
しかし、これは最低限のサイズであり、空間に合わせて大きめのテーブルを選ぶことが望ましいです。

特に、アームの大きなチェアを合わせる場合は、150cm以上のものをお勧めしています。

 

 

 

さらに、ここで何より優先したいのが、建物に合わせた適切な大きさであることです。
ただ単に大きめのテーブルを置けばいいわけでなく、動線や建物に合ったサイズ感を選ぶことが重要です。

 

例えば、窓枠や柱やキッチンなど、実際に建物となった時にテーブルのサイズと動線や建物のもつ柱などの線が合わさることで建物も今まで以上により美しく見えます。

 

 

テーブルのサイズがデザインや暮らし方を大きく左右しますので、暮らしのイメージに合わせて、相談しながら選んでいくことが望ましいです。

 

動線を確保した上でダイニングテーブルを大きくすることで、デスクや来客時の対応など様々なシーンで活用することができます。
今までソファが主役だった暮らしも、時に、ダイニングテーブルが暮らしの中心となってくれるかもしれません。

 

 

 

・2人掛け

 

 

1人暮らしや2人暮らしなど、コンパクトな暮らしに合わせたサイズのものもございます。
角型テーブルも円形テーブルも90cm以上のものを推奨しております。
しかし、賃貸アパート暮らしやマンションなどのお住まいの場合、ダイニングに十分な空間を確保できない場合も少なくないと思います。

 

リビングテーブルに料理を並べ、ソファの前で床に座って食事をとることも選択肢の一つですが、
椅子に座ってゆったり食事をとることが毎日の幸せな時間をつくってくれるかもしれません。

 

ここで、リビングのサイズを調整していただくことで、ダイニングスペースに余裕を生むことができるかも知れません。
・ソファを小さくする、一人掛け(パーソナルチェアやラウンジチェア)を組み合わせる
・大きなリビングテーブルの代わりに本や飲み物を入れたカップを置けるサイドテーブルを使う
など

 

 

こういった方法でサイズを調整しながら、リビングもゆったり使うことができます。
そして、ダイニングスペースが広くとれれば、デスクの代わりに使ったり、来客時に椅子に座ってティータイムを愉しむこともできます。

 

これらは、引っ越し後のリビングの広さにも対応しやすく、いいモノを永く使っていくことにもつながります。

 

 

 

・6人掛け以上のサイズ

 

 

一般的に角型テーブルでは200cm以上、円形テーブルでは140cm以上のものです。

大家族や富裕層のイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはございません。
大きなテーブルに2-4脚の椅子を合わせて広々した使い方をして、来客時などにスツールやスタッキングチェアを出して対応する方法もございます。
今まで、外食の方が愉しかった方も、おうち時間でよりゆったりと愉しめるようになるかも知れません。

 

 

 

<全体予算>

 

全体予算は切っても切り離せないものです。
しかしながら、予算を基準に探しはじめると本当に気に入ったものに出会えない可能性もございます。
まずは、金額から入るのではなく、ぜひ、暮らしのイメージに合わせてかたちとサイズからお探しください。

 

かたちやサイズからイメージすることで「自分自身の理想の暮らし」がみえてくるかもしれません。

 

気に入ったものを見つけた後に、材料を変える、サイズを調整する、似たようなデザインのものを探すなど、
イメージに合わせたものから予算に応じて金額を調整することもできます。
予算と理想の暮らしのベストバランスを一緒に探していけると幸いです。

 

賃貸での暮らしを続ける場合でも、将来、引っ越しや新築をご検討の場合でも、
今後の使い方を見越した家具選びをすることで、せっかく買った家具を無駄にすることなく、ずっと大切に使っていくことができます。

買い替えることを前提としている場合も、小さめのテーブルを将来、ワークデスクや子どもの勉強机として使うことができれば、長年愛用することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、家具を永く使い続けることを大切にしています。

 

 

 

 

 

 

新築や引っ越し後にも使い続け、子どもが生まれた後にも使い続け、子供が巣立った後、夫婦だけの暮らしになっても使い続けれられる。
そんな家具は、「家に語り継ぐもの」として大切にされていくと思います。

 

 

 

長年にわたって使用していくことを考えて、買い直しを控えることで将来の出費も抑えることができます。
決して贅沢のためではなく、必要な使い方であると自信をもっておすすめいたします。

 

 

永く使い続けることを考えると、デザインやメンテナンス性能などを考慮してより良いモノを探すことになると思います。
そして、誰のためでもない、自分の暮らしに合った家具選びはより楽しいものになっていくと思います。

 

 

家具選びが家づくりのための作業でも、贅沢でもなく、やさしく豊かな暮らしを生む契機になることを信じています。

 

 

 

 

 

ダイニングテーブルの選び方は決して難しいものではありません。
いつ、どこで、誰と使うか、暮らし方や将来の使い道などを考えることできっと皆さまに合ったものと出会うことができます。

 

そして、気に入ったテーブルに合ったチェアやペンダントライトなどを探し、インテリアを思う存分愉しんでください。

 

 

 

 

 

時に、細々とした判断作業に疲れてしまい、理想の暮らしが後回しにしてしまいそうなこともあるかもしれません。
そんな時、一歩立ち止まり、少しでも理想に合った空間の実現に向けてお力になれれば幸いです。

 

 

家具選びのお手伝いやコーディネート、空間づくりの方法のご相談やショールームのご紹介など、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

 

担当:駒井

 

 

REAL Style 金沢店

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